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近頃カスタマージャーニーという言葉をよく耳にするかと思います。しかしそれが具体的に何なのかという問いに答えられる人はあまりいないのではないでしょうか?
このページではカスタマージャーニーとは何か、またなぜ必要なのかできるだけ専門用語を使わずわかりやすくご紹介いたします。
カスタマージャーニーは簡単に言うと顧客の行動の流れです。
例えば顧客がある商品を買ったとします。顧客はその商品を知り、関心を持ち、検討し、購入するという、商品の購入までにいくつかの段階を踏んで決心に至ります。
カスタマージャーニーではどう買うに至ったか経緯を段階に分け、詳しく細分化していきます。
ではこのカスタマージャーニーが近年なぜこんなにも重要視をされているのでしょう?
それは社会の多様化にあります。
一昔前は主要なメディアといえばテレビ、雑誌、新聞くらいのものでした。しかし近年はネットやSNSなど様々な媒体から情報が発信されています。また多様な商品やサービス、購入方法も増え、顧客の選択肢が非常に広くなっています。
そんな社会の中では、たとえどんなに莫大な費用を使って宣伝としてもカスタマージャーニーに合ってなければ効果は薄くなります。
しっかりとカスタマージャーニーを考え、そこから浮かび出た問題をひとつひとつ丁寧に解決していくことが大切なのです。
前述の通り顧客はいくつかの段階を踏んで、商品を購入などの行動に至ります。
例えば目標が若者向けの商品の購入だとします。
はじめに商品を知っていただく必要があります。若者に認知度の低い新聞にどれだけ広告を打ったとしてもその効果は薄いでしょう。
知っていただいたとしてもその商品に関心がでなければそのままスルーされてしまいます。
関心があったとしてもそれに類似する商品がより魅力的に映れば、わざわざそのこちらを選ばないでしょう。
購入したいと考えても その予算に合わなければ購入できません。
このように目標の達成にはこの段階を全てクリアする必要があります。逆に言えば段階を全てクリアすれば顧客は高確率でその商品を購入してくれるでしょう。
ここまででカスタマージャーニーが重要かはご理解頂けたかと思います。ここからは作成のポイントをご紹介いたします。
「○○年代の○○な人たち」のようにぼんやりとイメージするのではなく、特定の一個人に絞れるほど具体的に想定することが大切です。これをペルソナといいます。もっと広く顧客を想定したい場合は詳細度を下げるのではなく想定する人物像を複数に増やすことも可能です。
「SNSでの拡散」「リピート購入」「ホームページのお問い合わせ件数を増やすこと」など何のためにカスタマージャーニーを作るのか改めて確認しておきましょう。
想定した顧客がどのように考えどのように行動するかをリアルに考まましょう。例えばある商品を購入する前にある顧客は比較サイトで検討するという行動をとるかもしれませんし、家族に相談するということもあるかもしれません。こうやって詳細に考えていくのは一見必要なさそうです、が思わぬところに解決点が出てくるかもしれません。
図(マップ)にまとめることをカスタマージャーニーマップと言います。 まとめることでどのような問題点があるか可視化でき、解決策の議論が発展しやすくなります。
カスタマージャーニーには明確な形式があるわけではありません。 良く言えば自由ですが、悪く言えばどうやればいいか分からないという方もいるか思います。
CUBEではお客様のカスタマージャーニーの作成のお手伝いも請け負っています。徹底的なヒアリングを行い、必要があればオンラインでカスタマージャーニーの作成会議も行います。
そこから問題点や解決策を踏まえ、 ホームページの制作を行っていきます。 またCUBEでは制作をして終わりではありません。カスタマージャーニーは時代が進むにつれて変化していきます。長期的なお付き合いを行い、時代にあったカスタマージャーニーに更新し、満足度の高いホームページを保ちます。