ホームページを制作して公開したにもかかわらず、いつまで経っても検索結果に表示されないということは多々あります。この現象は、ホームページ内に新規コンテンツを追加した場合にも起こりがちです。
ただ、起こりがちな現象とは言え、せっかく制作したホームページやコンテンツが検索結果に反映されないという状態は見過ごせるものではありません。
そこで今回は、この現象が起こってしまう理由について紹介していきます。実際にこの現象が起きてしまった場合の対処法についても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
ホームページを公開したのに検索結果に表示されない理由
ホームページを制作して公開したり新しくコンテンツを追加して公開したにもかかわらずそれが検索結果に反映されないという現象は、特にエラーが発生しているというようなものではありません。むしろ正常な反応と言えます。
ホームページやホームページ内のコンテンツは、Googleがその存在を認知し、インデックスすることで検索結果に表示されるようになります。
このインデックスの作業はクローラーと呼ばれる専門のシステムがさまざまなホームページを巡回することでおこなっていくのですが、日本だけでも毎日無数のホームページやコンテンツが制作・公開されるため、クローラーの巡回が追いついていないというのが現状です。
特に新規ドメインや評価の高くないドメインのホームページはクローラーに巡回されづらいため、ホームページやコンテンツを公開した後もしばらくインデックスされにくいです。
ホームページのインデックスを早めるためにやるべき3つのこと
公開したばかりのホームページなど、評価の低いドメインのホームページは検索結果に反映されにくいと紹介してきました。ただ、その状態はあまり良くない状態だと言えるので、できるだけ早くインデックスしてもらえるようにすることをおすすめします。
そこでここからは、ホームページのインデックスを早めるためにやるべきことについて紹介していきます。
1. Google Search ConsoleのURL検査の機能を活用する
ホームページやコンテンツを公開したときは、Search ConsoleのURL検査の機能を使ってクローラーの巡回をうながしてあげるようにしましょう。
Search ConsoleはGoogleが無料で公開しているウェブマスター向けのツールです。
Search Consoleの機能の一つであるURL検査を活用すれば、クローラーにホームページや新しいコンテンツの存在を知らせることができ、巡回をうながすことができるようになります。
ただ、URL検査をおこなったからと言ってすぐにインデックスされるわけではないので、その点は勘違いしないように注意してください。
あくまで、「ホームページやコンテンツの公開後にやっておいた方がいい作業」として認識しておいてください。
2. サイトマップを作成する
サイトマップの作成と送信でもクローラーの巡回を促せます。
サイトマップというのはホームページ内のページをリスト化したもので、サイトマップを用意することで、クローラーにどういったページがあるのかを認識してもらいやすくなります。
先ほどご紹介したURL検査とサイトマップの作成は絶対にやっておくべきことですので、ホームページや新しいコンテンツを公開した後は必ずおこなうようにしましょう。
3. すでにインデックスされているホームページからリンクを貼る
クローラーの巡回を少しでも早めたいのであれば、すでにクローラーが巡回しているホームページから新しく制作したホームページやコンテンツに向けてリンクを貼るのをおすすめします。
クローラーはリンクをたどって巡回していくので、すでにクローラーが巡回してきているホームページからリンクを貼ることで、そのリンクを介してクローラーの巡回をうながすことができるようになります。
すでにインデックスされているホームページが必要になるので簡単に実践できる方法ではありませんが、もし可能であればぜひ試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
ホームページやコンテンツを公開してもなかなか検索結果に反映されない理由と対処法について紹介してきました。
この現象は決してエラーではありませんし、新しいホームページだと、必ずと言っていいほど発生する現象です。そのため、クローラーが巡回してくれるようになるまで地道にホームページを育ててあげることが最も大切です。
URL検査とサイトマップの送信をおこなっていれば必ずインデックスされるはずですので、あまり焦らずにインデックスされるのを待ってみてはいかがでしょうか?