皆さんは何か検索するとき、パソコンを使いますか?それともスマホを使いますか?
2015年Googleはモバイル(スマホ)からの検索数が、PCからの検索数を上回ったと公式ブログで発表しました。
2015年??今更?と思う方もいっらっしゃると思いますが、まだまだスマホ対応されていないホームページが多く見られる現状。
「自社サイトはまだスマホ対応していないなー・・・」
そんな方に、今回は「スマホサイトの必要性」についてお話していきます。
そもそもスマホサイトって必要?
率直に言うと必要です。
先に記載したようにスマホからの検索数がPCからの検索数を上回った今、どんな企業様であれスマホユーザーを見逃してはいけません。
「うちは企業が相手だからスマホからなんてほとんど見られてないよ」といったお考えをお持ちの企業様も要注意です。
実際、弊社が運用している企業を対象にしたお客様のWebサイトでも、2015年頃は「PC7割:スマホ3割」でしたが、現在(2017年)では「PC5割:スマホ5割」となっており、スマホから来訪されるユーザーの割合はどんどん増えています。
PC版サイトがそのままスマホで表示されると、皆さんご存知の通り「見にくい」「使いにくい」「分かりにくい」の3現象が発生してしまい、それが、スマホユーザーを逃す結果に繋がってしまいます。
実際、PC版しかないサイトでは、スマートフォンでのコンバージョン(問い合わせ・資料請求等)が「ほとんどなくなってしまった」という問題を抱えたWebサイトもあります。
「まだスマホ対応していない」といった企業様は、ぜひこの機会に検討してみてください。
そして、もう一つ大事な問題が…
スマホ対応していないと「検索結果」に影響が
昨年2016年末、これまたGoogleが発表した「モバイルファーストインデックス」の導入について。これが実装されます。(先日参加したGoogleのセミナーにてお話がありました)
検索エンジンのクローラーはPCとSPの2つが存在し、Googleは元々、PCクローラーの情報をメインに検索順位を設定していました。
「モバイルファーストインデックス」とはその逆で、SPクローラーの情報をメインに検索順位を設定する というやり方です。
基準がPCではなくSPに変わるということですね。
ここで注意が必要になるのが、「PC版しかない」といったサイトだけでなく、「スマホサイトはあるが、PC版サイトに比べて情報が少ない」「一部のみスマホ対応させている」といったサイトです。
スマホサイトが流行り出した頃、使い勝手を重視し、PC版に比べて情報量を減らして作るスマホサイトも多くありました。
そういった「情報量の少ないスマホサイト」のままだと、検索エンジンのクローラーに情報が読み込まれないため、検索順位の影響を受けやすくなるということです。
「以前に作ったスマホサイトをそのままにしている」といった企業様も、この機会にスマホサイトの見直しを検討してみてください。
見逃してはいけない「スマートフォン」、Webサイトから「見込み客」を獲得するためには、スマホ対策をきちんと行っていくことが大切です。
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