ホームページにアクセスしてきたユーザーからどれだけコンバージョンを獲得できるかは、企業にとって大きな課題の一つです。
仮にアクセスが少なかったとしても、コンバージョン率が高めることができれば大きな売上を獲得することができます。
逆に、どれだけ多くのアクセスを集めることができたとしても、それらのアクセスが全くコンバージョンにつながらないのであれば意味がありません。
実際、アクセスは集められてはいるものの、コンバージョンを獲得することができずに困っているという経営者や担当者の方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、今日から取り組めるコンバージョン率を高めるための方法について紹介していきたいと思います。
いずれもコンバージョン率を高めるのに貢献してくれる施策ばかりなので、ぜひ実践してみてください。
ホームページのコンバージョン率を高める4つの方法
今回は、ホームページのコンバージョン率を高める方法の中でも、特に効果の高い4つの方法を紹介していきたいと思います。
1. ターゲットを絞る
ホームページ内で公開しているコンテンツのターゲットは絞れていますか?
ターゲットが明確になっていないコンテンツというのは、誰にも刺さらないコンテンツです。
誰にも刺さらないコンテンツでコンバージョンをとることはできません。
ホームページへの集客は検索からのアクセスがメインになってきますが、ブラウザでの検索からホームページにアクセスしてくるユーザーは、何かしらの検索キーワードで検索をおこなっています。
その検索キーワードを見れば、ターゲットを明確にすることはできるので、ターゲットを明確にし、そのターゲットに刺さるコンテンツを用意するようにしましょう。
2. 行動をうながす
ホームページで公開しているコンテンツがターゲットに刺さるものであったとしても、次におこなうべき行動が明確になっていないコンテンツではコンバージョンを獲得することはできません。
大抵のユーザーは、次におこなうべき行動がハッキリとしていないとホームページから離脱してしまいます。
例えば、「オウンドメディア メリット」というキーワードで検索したユーザーがホームページにアクセスしてきたとします。
そこで、オウンドメディアの魅力についてしっかりと伝えることができ、なおかつ、オウンドメディアを始めるためにやるべきことについて解説することができていれば、ユーザーの手が止まってしまうことはありません。
オウンドメディアを構築するサービスを提供しているのであれば、コンテンツの最後にそのことを記載することで一定数の問い合わせを獲得できるようになるはずです。
ユーザーに次の行動をうながせているかどうかによってコンバージョンの獲得率が大きく異なってくるので、ぜひ意識してみるようにしてください。
3. 導線を整える
導線を整えるというのも、コンバージョン率を高めていく上で大切な施策の一つです。
仮に次の行動をうながすことができたとしても、導線が整っていないとユーザーは迷ってしまい、ホームページから離脱してしまいます。
そのため、ホームページ内のメニューを分かりやすくしたり、コンテンツの最後に適切なページへの内部リンクを設置するなど、ユーザーが迷わないよう導線を整えてあげる必要があるわけです。
4. 入力フォームを最適化する
ユーザーが入力フォームまで進んでくれた場合、コンバージョンの達成は目の前です。
しかし、入力フォームが最適化できていなと、ユーザーは情報の入力をやめ、離脱してしまいます。
無駄に入力項目が多かったり入力のルールが厳しかったりすると、ユーザーの離脱の原因になってしまいますし、入力する内容が分かりにくい場合も離脱につながります。
アクセス解析ツールをチェックしてみて、入力フォームからの離脱率が高くなってしまっている場合は、入力フォームの最適化ができていない可能性が高いと言えるので、いまいちど見直してみることをおすすめします。
さいごに
ホームページのコンバージョン率を高める方法について紹介してきました。
適切なコンバージョン率というのは業種によって異なりますし、設定項目によっても異なりますが、もしコンバージョン率を高めるための施策をおこなったことがないのであれば着手するべきです。
今回紹介した施策を実践してみるだけでもコンバージョン率が劇的に変わる可能性があるので、ぜひ取り組まれてみてはいかがでしょうか?