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『ブランディングが9割』に学ぶブランド戦略

はじめに

乙幡満男氏の著書「ブランディングが9割」をディレクターチームで読み、ブランディングについての考え方や認識の確認を行ないました。
この本を読んで、ブランドがいかに企業の成功に不可欠であるかを改めて認識しました。
ここでは、この本の要点と、私たちWEB制作会社CUBEが提供するブランディングサービスの考え方を交えてご紹介します。

ブランドとは何か

乙幡氏は、ブランドをロゴやスローガンだけじゃなくて、顧客との一貫したコミュニケーションと信頼の積み重ねだって定義してるんです。
ブランドって、顧客が企業や製品に対して抱く感情や信頼そのもので、それを築くには全社的な取り組みが必要なのです。顧客対応や製品の品質、広告のメッセージとか、あらゆる接点でブランドの一貫性を保つことが求められるんですよね。

私も、ブランドはただの視覚的な要素じゃなくて、企業の価値観やビジョンを具現化するものだと思ってます。
日々の業務の中で、ブランドの一貫性を保つのがどれだけ難しくて、でもそれがどれだけ重要かを実感することが多いです。

ブランド戦略の構築

ブランド戦略を構築する際のステップも、本書で詳細に説明されています。まず、自社のミッションやビジョンを明確にし、それを基にブランドの核となるメッセージを定義することが重要です。
このプロセスでは、競合他社との差別化ポイントを見極め、自社の強みを最大限に引き出すことが鍵となります。また、ターゲットとなる顧客層を明確にし、そのニーズや期待に応えるブランドイメージを作り上げることが大切です。

CUBEでも、お客様とのミーティングにおいてこのプロセスは重視しています。特に、お客様の掲げるのミッションやビジョンを深く理解し、事業の特徴や会社の強み等、それを反映したブランドメッセージ・ブランドイメージを一緒に作り上げることを考えています。

成功事例と失敗事例から学ぶ

「ブランディングが9割」には、成功事例や失敗事例が多く紹介されています。例えば、AppleやNikeなどの世界的に成功したブランドのケーススタディを通じて、ブランディングの力とその具体的な実践方法を学ぶことができます。これらの企業は一貫したブランドメッセージを維持し、顧客体験を重視することで強固なブランドを築いています。

これらの事例から、私自身も感じることがありました。成功したブランドの共通点は、一貫性と顧客中心のアプローチにあります。CUBEのお客様にも、この考え方を取り入れることで、ブランドがより強力で信頼されるものになるなと、重ねてイメージしました。

デジタル時代のブランディング

デジタル時代においては、インターネットやソーシャルメディアの普及により、お客様との接点が多様化しています。これに伴い、企業はオンライン上でのブランドイメージの管理がより一層重要になっています。乙幡氏は、デジタルマーケティングを駆使してブランドの認知度を高め、顧客とのエンゲージメントを強化する方法についても具体的に述べています。

デジタルマーケティングの活用は、私たちの業務でも欠かせない要素です。特に、SEO対策やSNSの活用を通じて、お客様のブランド認知度を高めることは、デジタル時代の競争環境において、採用についても新規開拓についても成功に直結するものだと感じています。

CUBEのブランディングサービス

CUBEでは以下のようなアプローチでブランディングサービスを提供しています。
参考:CUBEのWEBブランディング

1. ブランドの核となるメッセージの定義

お客様のミッションやビジョンを基に、ブランドの核となるメッセージを明確にします。これにより、企業の強みや独自性を最大限に引き出すことができます。

このプロセスでは、私たちはお客様との深い対話を重視しています。お客様のビジョンを理解し、それを的確に表現するブランドメッセージを共に作り上げることが、成功の鍵だと考えています。

2. 一貫したブランドコミュニケーションの構築

ブランドの一貫性を保つために、ホームページやSNS、広告など、お客様とのあらゆる接点で統一されたメッセージを発信します。これにより、お客様の信頼を築き、長期的な関係を構築します。

CUBEは、どのプラットフォームでも一貫したブランドイメージを維持することに力を入れています。これにより、お客様がどこで接触しても同じ信頼感を得ることができます。

3. デジタルマーケティングの活用

デジタル時代においては、オンライン上でのブランドイメージの管理が重要です。CUBEでは、SEO対策やコンテンツマーケティング、ソーシャルメディア戦略など、デジタルマーケティングを駆使してブランドの認知度を高め、お客様との深いつながりを強化します。

SEO対策やソーシャルメディアの運用は、私たちの専門分野です。これらの手法を駆使して、クライアントのブランドがより多くの人に認知されるよう支援しています。

4. 顧客体験の重視

ブランドの成功には、顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)が不可欠です。CUBEでは、UX(ユーザーエクスペリエンス)の最適化を通じて、お客様が満足する体験を提供します。これにより、ブランドへの忠誠心を高め、リピーターを増やします。

UXデザインの重要性は、私たちのサービスの核となっています。優れた顧客体験を提供することで、ブランドに対する忠誠心を育み、長期的な成功を目指しています。

まとめ

「ブランディングが9割」は、ブランド構築の重要性とその実践方法を学ぶ上で非常に参考になる一冊でした。ブランドを育てることは、短期的な利益を追求するだけでなく、長期的なビジネスの成功を支える重要な要素です。CUBEでは今後も、企業のブランド力を高めるための取り組みを続けていきます。

参考文献

  • 乙幡満男『ブランディングが9割』

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