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AIでホームページは作れる?プロが選ばれ続ける4つの理由

AIでホームページは作れるのでしょうか?

答えは「作れます」。ただし、事業を成長させるホームページを作るには、戦略設計・共感デザイン・長期伴走・成果への責任という、AIには代替できない4つの価値を、人が担う必要があります。

「AIがここまでできるなら、もうホームページ制作会社はいらなくなるのでは?」と思ったこともありました。

この記事でわかること

  • AIツールで実際にどこまでホームページが作れるのか
  • AIが作るサイトとプロが作るサイトの決定的な違い
  • 20年2000社の経験とAIの組み合わせで実現できること
  • 女性視点のきめ細やかさがAI時代に際立つ理由
  • AI時代だからこそ加速するビジネス成果

AIでホームページは作れる。でも、プロが選ばれる本当の理由

プロが選ばれる理由を4つご紹介します。

1 AIを使うことで戦略設計に人間の時間を集中できることです。
AIが競合分析やキーワード調査を担当し、人間は20年2000社の経験を活かして「何を、誰に、どう伝えるか」の本質的な判断に専念できます。

2 共感や心理への配慮は人の対話からしか生まれないことです。
AIが構造を作り、人間が対話から得た洞察で共感を加えることで、温かみのあるデザインが実現します。

3 運用・改善を一緒に考える長期的な伴走ができることです。
AIがルーティン業務を担当することで、人間は関係性を深め、事業の成長段階に応じた戦略的サポートに時間を使えます。

4 AIのスピードと人間の判断で成果が出るまでが速いことです。
制作期間が半分になり、空いた時間を戦略に投資することで、問い合わせ増加や採用成功といった成果が加速しています。

これらは、AIツールがどれだけ進化しても、現場での対話や経験を積んだ人間でなければ実現できない価値です。


「ChatGPTでホームページのコンテンツが書けるなら、ライターもホームページ制作会社って必要なくなるのでは?」

最近、こう聞かれることがありました。
答えは「逆です」。AIが普及したおかげで、私たちの仕事はとても面白くなってます。

AIツールで、どこまでホームページが作れるのか

WixやJimdo、Studioといったツールを使えば、見た目がきれいなホームページがすぐに作れます。

ChatGPTに文章を書いてもらって、AIに画像を生成してもらって、デザインテンプレートを選ぶ。
これで、それなりのホームページが数時間でできます。

「きれいなホームページ」は、もう誰でも作れる時代です。

じゃあ、制作会社はいらないのかというと、むしろAIのおかげで、私たちが本当に提供すべき価値が明確になったなと思っています。

AIのおかげで、もっと本質に集中できるようになった

私たちCUBEも、AIツールを毎日かなり使ってます。

おかげで、私たちが本当に時間をかけるべきことに集中できるようになりました。
それは「お客さんとの対話」です。

以前は、デザインの細かい調整や文章の推敲に時間を取られていましたが、今は違います。
作業はAIに任せて、お客さんの話をじっくり聞く時間がより増えました。

結果、より深い戦略設計ができるようになったんです。

理由1 AIが道具になったことで、戦略設計がもっと深くなった

AIができること、人間がやるべきこと。この線引きが明確になって、私たちの仕事の質が上がりました。

20年2000社の経験 × AIの処理能力

製造業のA社さんの例を話します。
最初の打ち合わせで、社長はこう言いました。
「技術力はあるんだけど、世に伝えられていない」

まず、キーワード、デザイントレンド、コンテンツ構成など、A社の業界や競合サイトをAIに分析させました。
以前なら3日くらいはかかっていたのですが、今は1時間で終わります。

しかし、AIの分析結果どおりに進められるかどうか、確認していると違和感を感じました。

AIは「技術力」「高品質」「実績」という、製造業の定番キーワードを提案してきました。
データ的には正しいのですが、でも、何か足らないな…と感じ、もう一度社長にお時間をいただき話すことにしました。

そこで見えてきたのが、本当の強みでした。
それは技術力そのものじゃなくて「小ロットでも柔軟に対応できる体制」だったんです。
大手は最小ロット1000個から。でもA社は10個からでも対応できる。
10個の注文を受けるというのは多くの会社が好まないことですが、なぜそこまでしているのかという思いをしっかり聞かせていただきました。

AIの分析では「技術力」を前面に出すのが定石と出ました。
でも、対話から導き出した答えは「柔軟性」。
このようにAIの言うがままのことだけをホームページのコンテンツとしていたら、強みがぼやけたホームページとなり、他社と同じようなサイトになってたと思います。
こういう判断ができるのは、せっかく選んでいただけたことで必ず役に立ちたいという思いと、数々の事例と向き合ってきた経験があるからです。

AIは最高の助手ですけど、最終的な戦略判断は、やっぱり人間の仕事です。そして、この組み合わせが、以前より圧倒的に速く、深い提案を可能にしてくれてます。

理由2 AIが効率化してくれたから、きめ細やかさに時間をかけられる

CUBEの特徴として、よく「女性視点のきめ細やかな制作」と言われます。実は、AI時代になって、この強みがもっと活かせるようになりました。

テクノロジーが進化すると、人間味が際立つ

住宅リフォーム会社のB社さんの例です。ターゲットは30代から40代の主婦層。

AIにまず「リフォーム会社のホームページ」の一般的な構成を作ってもらいました。ビフォーアフター写真、施工事例、料金表。これが10分で出てきます。

でも、打ち合わせの中で、B社の社長(女性)がこう言ったんです。
「お客さん、最初は『うちなんかリフォームするほどの家じゃない』って遠慮されるんですよ」

この一言で、方向性が変わりました。
トップページの最初に置いたのは「こんな小さな不便、ありませんか?」というメッセージ。
「ドアがきしむ」「収納が足りない」「コンセントの位置が不便」。具体的な「困りごと」を並べました。

AIが作った「一般的な構成」に、人間の「共感」を重ね、その結果、問い合わせが3倍に増えました。
しかも「こんな小さなことでも相談していいんですか?」という問い合わせが増えたのです。

AIが効率化してくれた分、人間は「共感」に時間をかけられる。これが、AI時代のホームページ制作かなと思っています。

理由3 AIがルーティンを担当、人間は関係性を深める

ホームページは、作って終わりではありません。
AIのおかげで、サポートについてもレベルアップしました。

AIで更新、人間でサポート

製造業のD社さんは、5年前にCUBEにホームページ制作をご依頼くださいました。
今、こんな体制で運用してます。

月次レポートの生成はAIが自動生成。アクセス数、問い合わせ数、人気ページ。これが毎月自動で届きます。簡単な文章修正や画像差し替えは、D社の担当者さんが自分でできるようにシステムを組んでます。

でも、月1回のオンラインミーティングは必ずやってます。ここで話すのは「数字の裏にある意味」です。

「先月、このページのアクセスが増えてますけど、何かありました?」
「実は展示会で名刺配って、QRコードを載せたんです」
「じゃあ、展示会用のランディングページ作りませんか?」

AIが数字を出して、人間が意味を読み解いて、次の戦略を考える。この役割分担が、めちゃくちゃうまく回ってます。

成長を一緒に見る、というのは人間にしかできない

美容室のE店さんは、3年前に開業した時にCUBEでホームページを作りました。
毎月の予約数やアクセス状況を分析するには、AIツールを使うことも頻繁に行ってますが
大事な節目では、必ず直接話します。
1店舗から2店舗になる時。採用を本格化させる時。3店舗目を計画する時。

そういう時に「次はどうしましょう?」と、一緒に考えるのは、やっぱり人間です。
AIは「今」を最適化してくれます。でも「これから」を一緒に考えるのは、人間の役割です。

理由4 AIで速く、人間で深く。結果、成果が加速した

AIと人間の協働で、お客さんのビジネス成果が、以前より早く出るようになりました。

問い合わせ増加のスピードが上がった

建設会社のF社さん。リニューアル前は月3件くらいの問い合わせでした。
今回、AIをフル活用しました。

競合分析、キーワード調査、コンテンツ構成の下書き、画像の加工。
これ全部AIに任せました。おかげで、制作期間が以前の半分になりました。

そして空いた時間を、全部「戦略」に使いました。
施工事例の見せ方、お客様の声の集め方、問い合わせ導線の設計。
F社の社長と何度も話し合いました。

結果、リニューアル後1ヶ月で問い合わせが月15件に増えました。
以前は3ヶ月くらいかかってたんですが、今回は1ヶ月です。

AIのスピード × 人間の戦略 = 加速する成果。これが、今の私たちのやり方です。

採用成功も、以前より早く

IT企業のG社さんは、エンジニア採用に苦戦していました。
AIに「IT企業の採用ページ」の構成を作ってもらいました。これがベースです。

そこに、実際に働いているエンジニアにインタビューした内容を重ねました。
朝何時に来て、どんなプロジェクトに関わって、何時に帰ってるか。

AIが「構造」を作って、人間が「リアル」を足す。結果、半年で5名の採用に成功しました。
以前は1年かかってたので、これも倍速です。

AI時代になって、私たちの仕事の価値が下がるどころか、お客さんへの貢献度が上がってます。

まとめ AIでホームページは作れる。でも、成果を出すには人間が必要

AIでホームページは作れる時代に、プロが選ばれ続ける理由4つをもう一度まとめます。

  • 1 AIを使うことで戦略設計に人間の時間を集中できる
  • 2 共感や心理への配慮は人の対話からしか生まれない
  • 3 運用・改善を一緒に考える長期的な伴走ができる
  • 4 AIのスピードと人間の判断で成果が出るまでが速い

ホームページで本気で事業を伸ばしたいなら、是非一度お話しお聞かせください。
テクノロジーと人間の対話。この両方があるから、最高の結果が生まれると感じています。

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