シリーズでお伝えする「Googleアナリティクスの活用例」
このシリーズでは、「Googleアナリティクスを見てはいるが、どこをどう見たらいいかわからない」といった方向けに、私がおすすめする機能をご紹介していきます。
シリーズ2:ユーザーフローを見直してWebサイトのお問い合わせ率増加!?
お問い合わせや資料請求数の増加を目的にリニューアルを行う際、ユーザー導線の見直しを行うことがあります。
Webサイトでは必ずユーザーが通過する経路が存在します。
「リンクが分かりにく」「ボタンが分かりにくい」といったWebサイトでは
トップページ
↓
商品紹介ページ
↓
トップページ
↓
離脱
といったユーザーフローが発生していることも少なくありません。
そんな時には「ユーザー導線の改善」が必要です。
では、ユーザーフローはどのように計測するのか。
Googleアナリティクスでは「ユーザーフロー」という項目がありますが、
今回はもう少し細かく確認する際におすすめする機能をご紹介いたします。
ページに辿り着く前のページと
その後遷移したページがわかる「ナビゲーションサマリー」
例えば・・
お問い合わせフォームや資料請求フォームなど、
各フォームのページには、そのページに辿り着く前のページが必ず存在します。
(フォームから閲覧し、そのまま問い合わせ!といったケースは稀ですよね。。)
では、その前のページは、一体どのページからきたのか?
そんな計測を行っていると、お問い合わせに繋がりやすい経路が判断できたりします。
実際に見てみましょう!
Googleアナリティクスから
「行動」 → 「サイトコンテンツ」 → 「すべてのページ」 を表示させます。
そうするとページのランキングが表示されますね。
そして検索窓でお問い合わせフォームのファイル名を入れましょう。
そうするとお問い合わせフォームのページのみが表示されます。
では、お問い合わせフォームに辿りつく前のページを確認しましょう。
その時に利用するのが「ナビゲーションサマリー」です。
実際にクリックすると
このように簡単に遷移した前のページと後のページが表示されます。
長期間で表示させるとおもしろいことにフォームに「辿りつきやすいページ」と「辿りつきにくいページ」が、はっきりとわかれたりすることも多々。
フォームに辿りつきやすいページを見極め、そのページの閲覧数が上がれば、必然的にフォームのページに到達するユーザーが増加することも少なくありません。
それ以外にもこの「ナビゲーションサマリー」は様々なシーンで利用できますので、
導線を見直したい!といった際はぜひ一度確認してみてはどうでしょうか。
それでは、今回はこの辺で。