取り組むことでさまざまなメリットをもたらしてくれるブランディング。
実際、それらのメリットに魅力を感じ、ブランディングに取り組む企業も増えてきています。
そのため、ブランディングに取り組んでみたいと考えている企業も多いかと思いますが、実際に取り組むとなるとどう進めていけばいいかわからず手が止まってしまいがちです。
そこで今回は、ブランディングに取り組んでいく場合の具体的な手順について紹介していきたいと思います。
ブランディングに興味はあるものの、どのように進めていけばいいかわらずに手が止まってしまっている場合は、ぜひ参考にしてみてください。
ブランディングの具体的な手順
企業が自社のブランディングに取り組んでいく場合、大まかな手順というものが存在します。
その手順にそってブランディングを進めていけば、「次に何をすればいいかわからない…」となってしまうようなことはまずありません。
ブランディングをおこなっていく際の具体的な手順についてみていきましょう。
1. ブランディングについて正しく理解する
企業のブランディングは誰か一人で進めていくようなものではありません。
その企業と、企業に勤める従業員が一丸となって進めていくものです。
そのため、まずはブランディングについて一人ひとりが正しく理解しておく必要があります。
企業のブランディングについては以下の記事が参考になるので、ぜひこちらもあわせてチェックしてみてください。
2. 分析をおこないブランディングのコンセプトを決めていく
コーポレートブランディングについて理解できたら、分析をおこない、ブランディングのコンセプトを決めていきます。
ブランディングを進めていく際の分析は環境分析と呼ばれています。
3C分析やSWOT分析、PEST分析などのフレームワークを活用しながら進めていきましょう。
これらの分析をおこなうことで、自社の強みや弱み、競合他社の強みや弱み、競合他社と異なる部分などが見えてくるようになります。
この分析をおろそかにしてしまうと後々の作業にも影響が出てきてしまい、結果的にブランディングの失敗をまねいてしまう可能性があるので、しっかりとおこなうようにしてください。
分析が完了したら、コンセプトを決めていきます。
コンセプトは、「ユーザーにイメージを持ってほしいか」をイメージして決めていくといいでしょう。
コンセプトが決まったら、企業を表すキャッチコピーなど可視化できるものに落とし込んでいきます。
こうすることで、よりユーザーにイメージしてもらいやすくなります。
3. メディアで発信していく
分析とコンセプト決めをおこない、そのコンセプトをキャッチコピーなどで可視化することができたら、メディアを活用して発信していきましょう。
せっかくコンセプト決めて可視化したとしてもユーザーにうまく伝わらければ意味がありません。
・ホームページ
・SNS
・チラシ
・動画
・マスメディア
など、どのメディアを活用していくのかを考え、発信していくメディアを選定していきましょう。
ただ、この場合、それぞれのメディアの特性についても理解しておかなくてはいけません。
マスメディアは多くのユーザーに情報を届けることができるという特性がありますが、データが得られにくいというデメリットがあります。
Webメディアや動画系のメディアは、細かなデータが得られ、分析と改善をおこないやすいという強みがあります。
このように、メディアによってメリット・デメリットが異なってくるので、予算などと照らし合わせながらメディアを選定していくようにしましょう。
まとめ
企業がブランディングをおこなっていく際の具体的な手順について紹介してきました。
ブランディングは企業のイメージを決める大事な作業です。
そのため、最初の分析の段階やコンセプト決めの段階が非常に重要になってきます。
もし、自分たちで対応するのが難しいと感じるようであれば、ブランディングのプロであるマーケティング会社や制作会社に手伝ってもらうのもおすすめですよ。