ホームページを制作会社に依頼する・自分で作成するという際、目にしたり聞いたりすることがある「ホームページの構造の用語」。
ヘッダー、フッター、グローバルメニュー、サイドナビ、ファーストビュー…などというものがあります。
今日はこれらはどこの部分を指しているのかを説明したいと思います。
この記事の目次
ヘッダーとは
IT用語辞典e-Wordsによると…
ヘッダとは、データや文書の本体の先頭に付け加えられる、そのデータや文書自体についての情報を記述した部分のこと。
(IT用語辞典e-Wordsより引用 https://e-words.jp/w/%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%80.html#:~:text=%E3%83%98%E3%83%83%E3%83%80%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E3%83%87%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%82%84,%E8%A8%98%E8%BF%B0%E3%81%97%E3%81%9F%E9%83%A8%E5%88%86%E3%81%AE%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%82)
Microsoft Wordを使用しても「ヘッダー」という機能があります。
文章部分の枠外に、日付やタイトルをつけられる部分で、Wordに設定さえすれば、自動的に1ページ目、2ページ目、3ページ目と共通で、日付やタイトルが表示されていきます。
ホームページのヘッダーも、Wordと同じように、全ページ共通についているものになります。
Wordと違う用途としては、ホームページのヘッダーは一番に目がに入る部分なので、会社のロゴやお問い合わせへの誘導・各ページへの誘導のために何をどう配置するかという点がとても大事になります。
そして、パソコンで閲覧する人ばかりではなくスマホで閲覧する人のためにもしっかり考えて情報を配置する大切な部分となります。
フッターとは
フッターもWordでも機能があります。フッターには、文書名やロゴやページ番号を入れたりすることが多いです。
ホームページのフッターでは、Wordのように単に表示させておく用途ではなく、ページを閲覧し下までたどり着いた方に、どういうアクションを取ってもらいたいかという点を考えて配置することが大切です。
最近はサイトマップページをあえて設置するサイトよりも、フッターにサイトマップとなるリンクを表示させているサイトが多くなりました。
サイトマップページは、SEO的にページ単体の存在価値として情報が薄くあまり意味がないという説から、廃止されていったようです。(諸説ありますが…)
ページを最後まで閲覧した人にだけ見える「美しいフッター」というのも特徴が表れてとても良いと思います。参考にいくつかご紹介します。
●天橋立温泉 仁風荘さまホームページ
●大阪阿倍野区 奥野病院さまホームページ
●姫路のガーデンカフェ ブエナビスタさまホームページ
グローバルメニュー(グローバルナビゲーション)
グローバルメニューは、ヘッダーに組み込まれています。
「グローバル」というだけあって、全ページに搭載される部分でどこのページに居てもどこのページでも行きやすくするために配置します。
もしも、このグローバルメニューが無かったら、行きたいページを探すのにとても苦労しますし、リンクが無くて結局いけないということになってしまいます。
サイドナビ(サイドバー・サイドメニュー)
サイドナビとは、ページの右側や左側にあるメニュー部分のことを言います。
ページ数が多いホームページになると、グローバルメニューにはない細かいメニューが配置されている場合もあります。
該当する関連ページのリンクを設置したり、ページ自体が長い時にページ内リンクを設置したりします。
ホームページにおける「メニュー」の役割は、辿り着きたいページ・ほしい情報にすぐにいけるということがとても大事になります。
ファーストビュー
「一番の景色」これは、ホームページにアクセスして一番初めに目にする部分のことを言います。
ホームページを表示させて、スクロールせずに見えている初見の部分になります。
Webの分野では、閲覧者の画面にWebページを表示した時に、
最初に表示される領域のことをファーストビューという。
スクロールなどの操作をしなくても見ることができる範囲で、
最も重要な内容を配置するべきとされる。(IT用語辞典e-Wordsより引用 https://e-words.jp/w/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC.html)
Googleなど検索エンジンからホームページにたどり着いた瞬間に「ほしい情報があるのか」を判断する重要な部分です。なんのホームページなのかを明確に表現する必要があります。
ファーストビューが曖昧でごちゃごちゃしていると、せっかくアクセスしてくれた人もすぐに離脱してしまうことが多くなります。しっかりと検討して作りましょう。
さいごに
ホームページを作成する際に目にするホームページ構造の用語を解説してみました!
ホームページは紙とは違って、ペラペラペラと俯瞰できないので、どこに何が書かれてあるかという「迷わせないメニューの配置」がとっても大事になります。
使いやすさ「ユーザビリティ」を考えるのは、ウェブ解析士の仕事でもあります。
CUBEにはウェブ解析士も在籍していて、お客様のホームページの用途・目的からしっかり検討し、ファーストビューの企画・メニューの企画などホームページ構造設計を行っています。
自分でホームページ設計をしたいけど難しくてよくわからない!という方は、お気軽にご相談ください。