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デザインを仕事にしたい方に(DTP&Webデザイン編)

はじめまして!
猫と花火が大好きデザイナーの林です。

デザインを仕事にしたい!と思っていらっしゃる方は多いと思いますが、デザインと一言に言っても様々なジャンル、特徴があります。

DTPデザインを経験してきて、今Web業界にいる私からDTPデザインとWebデザインの違いについてお話しします。

■DTPデザインとは

まずDTPの意味を知りましょう。
DTPとは 【 DeskTop Publishing 】 デスクトップパブリッシングの略です。
日本語では「卓上出版」と訳されることもあります。

出版物の原稿作成や編集、デザイン、レイアウトなどの作業をコンピュータで行い、
データを印刷所に持ち込んで出版することです。
出版物といっても色々ありますが、チラシやポスター等がメジャーどころです。

DTPデザイナーはグラフィックデザイナーとも呼ばれ、
主に紙媒体のデザイン制作を指すもので呼び方に明確な相違はありません。
文字や色彩の基本的なデザイン知識に加え、紙や印刷、製本の知識が必要です。
コンマ1mm単位のレイアウト調整や1%刻みの色調整、手にした時の触感にまで頭を使います。
各要素の選択枝が多い分、作る楽しさも多種多様です。

しかし、ここ数年のDTPデザインの傾向として
多くの紙媒体がデジタルに置き換わっているため、
残念ながら市場規模は縮小しています。

■Webデザインとは

一方、Webデザインの「Web」とは
「蜘蛛の巣」の意味で、インターネット上で標準的に用いられている、文書の公開・閲覧システムのことです。
文字や画像、動画などを一体化した文書をネット上で公開・配布したり、それを入手・閲覧することもできます。

Webデザイナーの職業はDTPと比較して歴史が浅いのですが、近年、パソコン、スマホ、タブレットなどが急激に普及し、
生活する上で、欠かせないものになったのは周知の通りで、デザインの業種で急激にシェアを広げています。

職種としてはもちろんデザイナーに分類されますが
プログラム言語やSEO、データ解析やマーケティングに至るまで
デザイン以外にも必要な知識が山ほどあります。
しかも、スピードを要求される厳しい仕事です。
その分、市場の反響をダイレクトに受けることができ
クリエイターとしてやりがいを感じます。

今後も、「Webデザイン」は少しずつ定義を変えながら
生活に根強く広がっていくと思います。
実際、経験してみると同じ制作とはいえ、両者相当な違いはありますが
人を楽しませたり、感動させたりする根底にある考えは変わりません。
これからデザインの仕事に携わりたい、または転職したいと考えている方の少しでも参考になればうれしいです。

以上、はじめてのデザインウンチクでした。

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