せっかく作ったホームページをより多くの人に見てもらいたい!
自社の素晴らしいサービス・商品をより多くの人に知ってもらいたい!
ホームページに「集客」する、そのための方法は大きく2つ。
即効性のある「広告」または、努力と時間が必要な「SEO」です。
SEOは、皆さまもご存知の通り、うまくいけば無料で人目に付く箇所(検索エンジン上位)に表示させることができます。
この記事の目次
どうすればSEOがうまくいくのか?
その方法は、Googleのロボットが300以上の項目を使って世界中のホームページを調査している、ということで、詳細は明らかにされていません。
しかし、明らかにされていることもいくつかあり、Googleの「ウェブマスター向け公式ブログ」で書かれています。
よく言われることは、
・質の高いコンテンツを用意すること
・表示速度を上げること
・モバイルに対応させること
・SSLに対応させること
そして、こちらは少し専門的ですが
・構造化データに対応させること
も非常に重要な要素となっています。
Google「ウェブマスター向け公式ブログ」にも何度も出てきます。
▼構造化データを使って、検索結果での表示をより良くしましょう
https://webmaster-ja.googleblog.com/2019/06/enriching-search-results-structured-data.html
▼Search Console で構造化データのモニタリングする
https://webmaster-ja.googleblog.com/2019/06/monitoring-structured-data-with-search-console.html
▼構造化データの仕組みについて
https://developers.google.com/search/docs/guides/intro-structured-data
Google検索エンジン開発のミッション
「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにする」
これが、Google検索エンジン開発のミッションなんです。分かりやすくてカッコイイですね。
そのミッションに逆らうようなことをして、Googleから評価してもらえるわけがありません。
ミッションに沿えるように、ホームページを作っていかなくてはいけません。
どのようにすれば、Googleのミッションに沿えるのか?
その一つは、作り方にあり、例えば「構造化」というものがあります。
世界中の情報を整理するために、それぞれのホームページに書かれた情報がシステムでも理解できる情報として記述していくことが求められています。それがセマンティックマークアップともいわれる文書構造になります。
構造化タグとは
HTML5から使用できる、例えば以下のようなタグです。
HTML4では<div>ばかりを使用していましたが、これが以下のようなタグに置き換わります。
<section> … 見出し付きの文章のまとまりを表す
<article> … 記事であることを表す
<nav> … ナビゲーション(メニュー・目次)であることを表す
<header> … ヘッダー部分であることを表す
<footer> … フッター部分であることを表す
これらを使用することで、人々が見るホームページ上の表示には何も変わりはありませんが、Googleの検索結果には反映されSEOの効果が見込めるようになります。
構造化マークアップとは
構造化タグは、文章のまとまりごとに意味を持たせることができました。
構造化マークアップというのは、文章のまとまりではなく、要素ごとに意味を持たせることができます。
例えば、弊社の名前「キューブ」という単語を、ホームページ上に記載したところで、Googleからすればそれは、商品名なのか、人の名前なのか、社名なのか、わかりません。
キューブ⇒社名、ということを検索エンジンに教えてあげるという雰囲気です。
Googleがサポートしている構造化マークアップは、GoogleとMicrosoftとYahoo!が共同で立ち上げたプロジェクトschema.orgが定めた規格に乗っ取り「Microdata」「RDFa Lite」「JOSN-LD」の3つがあります。
それぞれに記述の方法や特徴があるのですが、この中でもGoogleが推奨しているのは、システムが一番読み取りやすい「JOSN-LD」であるそうです。
また、作り手としてもHTMLが煩雑にならず一番管理しやすい記述方法となっています。
構造化マークアップが使われるのは
例えば
パンくずリスト
会社概要
商品情報
サイト内検索
と言ったものがあります。
色々なサイトを見ていると、うまく使われているサイトも沢山あります。
さいごに
Googleが提供している「構造化データテストツール」を使用して、色んなサイトを見てみるのはとても面白いですよ。
▼構造化データテストツール
https://search.google.com/structured-data/testing-tool/u/0/
皆さんも、自社サイトのSEO強化に「構造化」を取り入れてみてはいかがでしょうか。