インスタグラムといえば、ツイッターやフェイスブックと並ぶSNSです。2019年6月時点での国内のアクティブユーザーは3300万人にのぼります。ユーザーの割合は20代から30代が最も多く、比較的に若い世代を中心に流行をしています。
今や、SNSは企業の宣伝や集客には欠かすことのできないツールです。インスタグラムを企業の宣伝ツールとして活用することで、若年層を中心に集客を促すことができます。
この記事の目次
アパレルや飲食店、小売店こそインスタグラムを
アパレルや飲食店など、具体的な商品がある業種の企業はインスタグラムでの宣伝に向いています。その理由は、インスタグラムが写真などのビジュアルを前面に押し出したSNSだということが挙げられます。
「インスタ映え」という言葉が流行したように、インスタグラムは視覚へのインパクトが強いSNSです。そのため、商品や料理など、目に見えるものをユーザーに広く認知してもらうことができるのです。逆にサービスなどの無形商品を提供する企業やBtoB企業には、インスタグラムは向かない場合が多いです。
インスタグラムの集客の4つのポイント
インスタグラムで集客アップをするには4つのポイントがあります。インスタグラム特有のシステムに起因しています。しっかりと理解をして、よりスムーズな運用に繋げましょう。
1.ターゲットを具体的に意識する
インスタグラムを使って、どういったターゲットに集客を促すのかを明確にすることが大切です。
具体的には、居住地、年齢、性別、趣味や嗜好を事細かに想定をして、写真や動画を投稿するということです。写真や動画という視覚に訴えかけるツールだからこそ、一目見てターゲットとする客層の目に留まる投稿が大切になります。
2.ビジネスアカウントで運用する
インスタグラムには一般のアカウントと、ビジネスアカウントの2つがあります。ビジネスアカウントで運用する方がメリットは下記の3つです。
・ビジネスプロフィールにすることができる
ビジネスプロフィールは電話番号やメールアドレスを明記することができます。そのため、ユーザーとの直接のやり取りをスムーズに行うことができます。
・インサイトを確認することができる
インサイトとは運用するアカウントを、どのようなユーザーが反応、閲覧したかというデータのことをいいます。インサイトを確認することによって、ターゲットとしている客層に企業の投稿がリーチしているのかを分析しながら、インスタグラム運用の戦略を練ることができます。
・広告を投稿することができる
有料ではありますが、運用するアカウントのフォロワー以外のタイムラインに、広告として流したい投稿を表示することができます。広告の料金はその期間によって変動します。通常の投稿よりも圧倒的に多くのユーザーの目に触れる機会が多くなります。
3.ジオタグ(位置情報)を有効に使う
投稿やプロフィールにジオタグ(位置情報)をつけることによって、同じ位置にいるユーザーに投稿がリーチしやすくなります。また、インスタグラムは位置情報による検索もできるので、位置情報検索に引っかかるようにすることもできます。
4.ターゲットのネクストアクションを明確にする
企業の投稿を見て、ターゲットにどういったアクションをしたら良いのかを明確にすることが大切です。例えば、投稿にECサイトのURLを載せておく、店舗で買い物をするときにクーポン券となるQRコードの画像も一緒に投稿するなど、ユーザーが具体的に動きたくなる仕掛けを作っておくと集客にもつながりやすくなります。
さいごに
国内でのインスタグラムユーザーは、まだまだ増え続けています。
また、タピオカに代表されるように、インスタグラムから爆発的な流行となった商品は多数存在します。「インスタ映え」のする宣伝さえすることができれば集客の手助けをしてくれるツールとなり得ます。企業や商品のイメージを明確にして、インスタグラムを有効に運用してみてはいかがでしょうか。