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アマゾンのロングテールは何がすごいのか

新刊の書籍が売上の大半を占める従来型の書店と違い、アマゾンでは、いわゆる売れ筋以外の本も「ちりも積もれば山となる」方式で巨大な売上を達成しています。

 

20%の売れ筋が利益の80%を稼ぎ出す、というこれまでの常識(パレートの法則)に対して、1点ずつでも沢山販売できれば膨大な売上につながる「ロングテール」という戦略があることが証明されています。

 

【ロングテール戦略とは?】
ロングテール戦略とは、「少数の人気商品に頼るのではなく、その他大勢のニッチな売れない商品の販売量を積み重ねることで、全体の売上げを確保する」という理論です。

Amazonなどのネットショップ特有のビジネスモデルとして、米『WIRED』誌の編集長・クリス・アンダーソンによって提唱されました。

https://ds-b.jp/ds/publics/index/104/#block899

書籍以外にも「ロングテール戦略」は有効

このような大注目の新しい販売手法ですが、書籍販売をする企業にしか関係のない話かというと、まったくそんなことはありません。むしろ大ありです。

 

ロングテールの手法は、あなたの商品の「広告」戦略にそのまま応用可能なのです。

 

これまでのマスマーケティングでは、莫大な広告費(テレビなども含む)を使って、売れ筋商品の購買を煽り、巨額の売上を達成してきました。
ところがネット広告では「ちりも積もれば山となる」が如く、単価の安い広告(スモールワード)をネット上に沢山拡散するというロングテール方式でサイトに集客することが出来るのです。

 

つまり、ネット上で何らかの広告を考えている、もしくはすでに実行している全ての企業にとって「ロングテール」は強力な武器となり得ます。

 

ロングテール式広告戦略とはどんなものか

ロングテール戦略を広告に応用するためには、次のようにしてください。

 

(1)検索エンジンにインデックスされやすい最新のSEOを意識したページ作りを心がける
(2)「ちりも積もれば山となる」を実現するための沢山の入り口=ページを作る

 

ただし、Googleのペンギンアップデートにより、従来型の大量の外部リンクによるSEO効果は急速に影響力を低下させています。入れ替わるように、様々な切り口でユーザーのニーズやウォンツに応えるコンテンツを大量に用意する「コンテンツマーケティング」の手法が注目を浴びてきています。

 

この「コンテンツマーケティング」に基づいた大量の記事を準備する、ということが、つまり沢山の商品=広告を用意する「ロングテール」戦略に他ならないのです。

 

さいごに

以上がアマゾンの書籍販売で一気に注目を浴びた「ロングテール」戦略です。

書籍に限らず、集客の手法として汎用的に使える戦略ですので、是非御社のマーケティング手法に取り入れてみましょう。
ブログ・コンテンツの定期更新などもご相談ください。

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