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Webマーケティングの業務の流れを把握する

Webマーケティングは、SEO対策をしたり、リスティング広告の戦略を練ったりすることだということは知っていても、実際に業務をどのように回していくかをきちんと把握していない人も多いのではないでしょうか。

 

Webマーケティングを活用し、効果的に業務を回していく方法を知らないと、一つ一つの施策がいきあたりばったりで、効果の薄いものになってしまいます。その結果として費用に見合った成果が得られず、会社からは予算を削減される。予算がないから打てる手も限られてくるという悪循環に陥ります。

 

この記事では実際にWebマーケティングを実施する時の流れについて整理し、Webマーケティングの全体像を把握します。

Webマーケティングの流れはPDCAである

Webマーケティングの流れは、PDCAにそのまま当てはまりますので、他の業務でPDCAを回したことのある人は理解が早いかも知れません。PDCAという名前を初めて聞いた人、また頭だけでは分かっているけど実際にやったことがない人は、まずPDCAを理解してください。

 

PDCAサイクルとは、Plan(計画)⇒Do(実行)⇒Check(評価)⇒Action(改善)のそれぞれに施策を順番に回していき、最後のAが終わったら、再びPに戻ってそれを繰り返すことを指します。

 

 

これをWebマーケティングの流れに当てはめると以下のようになります。

 

Plan(集客計画)⇒Do(コンテンツ提供)⇒Check(アクセス解析)⇒Action(改善施策実施)

「集客計画」

■「集客計画」とは、SEO対策やリスティング広告、コンテンツマーケティング、ターゲティング広告などを組み合わせて、どのように自社のサイトをプロモーションするかを立案することです。当然この中には予算配分も入ってきます。

「コンテンツ提供」

■「コンテンツ提供」のほとんどはサイトのページを作成することです。マーケティングを考える段階では、すでに最低限のサイトは公開されているかも知れません。しかしそれをWebマーケティングの目でしっかり見つめ直し、必要なSEO対策や、コンテンツマーケティングの導線設計などをしっかり行う必要がります。

「アクセス解析」

■「アクセス解析」はGoogle Analyticsなどを使って、流入経路やランディングページ、滞留時間、訪問ページ、コンバージョンなどを把握していく作業です。このチェック作業がないのにたくさんのページを増やしても意味がありません。アクセスの集中しているページは、それと同じようなページを増やし、アクセスがまったくないページもしくは極端に少ないページは、内容を全面的にリライトするか、いっそのことそのコーナーは廃止するという決断もあります。

「改善施策実施」

■「改善施策実施」Google Analyticsなどのアクセス解析は、分析しただけではまったく意味がありません。アクセスデータを元に、サイトをどのように改善していったら良いか、具体的に考えます。例えばターゲットとしていのは女性であるにも関わらず、男性からのアクセスがほとんどであるという場合もあります。その場合には、もっと女性に役立つコンテンツという方針を軸に、既存のページを作り変えていく必要があります。

 

さいごに

以上、Webマーケティングの流れをお伝えしました。

Plan(集客計画)⇒Do(コンテンツ提供)⇒Check(アクセス解析)⇒Action(改善施策実施)にそってやっていけば、密度の高い、そして確度の高いマーケティング施策を筒ことができます。Webマーケティングのコツは、改善策を次々と実現していくスピードにもあります。

 

いきあたりばったりの施策では、冒頭で注意したように費用対効果も薄く、さらに時間ばかりかかってしまいます。Webの世界はとにかくスピードが早いです。適切でない方法でもたもたしている間に、競合他社は次々とマーケティング施策を打ってくるでしょう。
それに打ち勝つためにもぜひ、正しいWebマーケティングの知識をチーム全体で共有することが重要です。

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