コーポレートサイトと一般サイトは、アクセスを集めたいという点では共通していますが、重要な違いもあります。コーポレートサイトにおいては、より明確な目的を達成することがホームページの使命であると言い換えることもできるでしょう。
コーポレートサイトではアクセスを集めるだけでなく、物販で成果を上げたり、求人募集で人材を獲得したりと言った具体的な成果が求められるのです。
この記事では、そうしたコーポレートサイトを作る時のポイントについて解説します。
コーポレートサイトの代表的なメニュー
会社案内コーナーはここがポイント
コーポレートサイトは、インターネットがまったくなかった時代の会社案内の役割を引き継いでいます。名刺交換をしたあとも、「詳しくはウェブを見て欲しい」といったやりとりが普通になっていますし、BtoBの営業においては事前に相手先の会社概要を確認することが当たり前になっています。
最低限下記の情報入れることが必須です。
■会社名
■代表者名
■所在地
■資本金
■設立日
■事業概要
■取引銀行
■役員名
■電話番号・FAX番号
■従業員数
■主要取引先
■関連企業
また、これらの他に会社の生の情報を提供することが一般的になってきています。
■代表メッセージや社員の紹介
顔写真付きの代表メッセージは紙ベースのパンフレットにもありますが、コーポレートサイトにおいては、動画を使った代表者メッセージも効果的です。また、同じく動画を使って社内社員が生き生きと働いている様子などをまとめるということも、好印象を与える効果が大きいです。
取り扱っているサービスや商品の説明
カタログに記載されているような情報を掲載する場合には、見やすさと検索性が必須となります。
例えば商品点数が多い場合、一覧表示に近い形で主要スペックを比較検討しやすいように並べたり、スペックや価格ごとにソートし直したりできるといった工夫が喜ばれます。
また、特にアピールしたい商品に関しては動画でその魅力を説明するということも効果的です。
実績一覧を画像つきで紹介する
制作系の会社の場合、過去にどんな実績があるのかを画像つきでアピールすることはとても重要になってきます。ホームページの実績を見て、「ここに任せれば安心だ」という印象を持つユーザーは非常に多いです。
採用情報
採用情報に関しては、勤務条件を掲載することは必須となりますが、それ以外の情報も大切になります。
代表や先輩社員からのメッセージを掲載したり、仕事のやりがいについて若手にインタビューをしたりしてそれを記事化、動画化するなども効果的です。
お客様からの感謝の声
お客様の感謝の声は、企業の姿勢をアピールする絶好の機会です。どれだけ商品情報を詳細に伝えても、またどれだけ商品が優れているかを伝えても、結局の所それは提供側の意見でしかありません。
ところが、お客様からの感謝の声は実際にその商品が支持されているという論より証拠となります。最終的に読みやすく編集はするにしても、あまりにも褒めちぎってあるような文章よりは、不満も混じっていたほうがリアリティがあって良いケースもあります。
例えば「安くて気に入った」という意見よりは、「価格的に他社より若干高かったけどそれを上回る品質で大満足だった」という声のほうが、ホームページを見た人にダイレクトに響きます。
さいごに
以上、コーポレートサイトを作る時のポイントについて整理しました。単なる紙の会社案内ではなく、動画ならではの工夫を少し入れるだけで、他社と差別化できたインパクトのあるコーポレートサイトができあがります。
ぜひ、参考にして下さい。