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コーポレートサイトの代表的なコンテンツと制作のポイント

「ホームページを公開しているが、いまいち活用しきれていない」「会社案内以上の役割を果たせていない」という悩みは、多くの企業様に共通しています。

コーポレートサイトは、営業や採用の場面で必ず見られる「会社の顔」です。問い合わせをする前に、訪問者はその会社がどんな企業なのか、信頼できる相手なのかを必ず確認します。

一般のサイトと同様にアクセスを集めることは共通しているものの、コーポレートサイトが果たす役割はそれとは大きく異なります。物販の成果、優秀な人材の獲得、取引先からの信頼獲得といった「具体的な目的」を達成するためのビジネス基盤——それがコーポレートサイトの本質です。単に情報を提示するだけでは、その役割を果たせません。

本記事では、企業の魅力をユーザーに正しく届けるために、どのような視点でコンテンツを設計すべきか、実際の制作現場での知恵を交えて解説します。

本記事のポイント

  • 信頼構築の設計: 会社案内を単なるデータではなく、企業の信頼性の土台として設計する
  • ターゲット別の動線整理: 情報を整理し、ユーザーが迷わず目的に到達できる「使いやすさ」を追求する
  • 独自の強みの言語化: 社風や技術など、目に見えない価値を可視化することの重要性

会社案内:まず「事実」が、信頼の土台になる

コーポレートサイトは、デジタルにおける会社案内の役割を担います。特にBtoB営業や採用の現場では、事前に会社概要を確認することが標準的なプロセスとなっており、情報の正確さと網羅性が信頼の第一歩になります。

必須項目は

会社名・代表者名・所在地・資本金・設立日・事業概要・取引銀行・役員名・電話番号・従業員数・主要取引先 など

ただし、事実を並べるだけでは十分ではありません。取引先が求める「信頼」、「安心感」をどう表現するかが肝心です。企業の歴史や安定性が伝わる情報の配置、そして「いつ見ても情報が新しい」という鮮度が、訪問者の信頼につながります。

代表メッセージと社員紹介:顔が見えると、会社が近くなる

会社のことを知りたいとき、人は自然と「誰がやっているのか」を確認します。顔写真付きのメッセージや社員紹介は、テキストだけでは伝わりにくい会社の温度感を届ける手段です。動画やインタビュー記事など、形式を工夫することで、代表者の人柄や職場の雰囲気まで伝わり、訪問者との距離がぐっと縮まります。

事例で見るチームの見せ方:株式会社タイムマシン様

株式会社タイムマシン様の事例では、コーポレートと採用のサイトを統合しました。

会社情報のページは白と黒で信頼感を醸成しつつ、採用ページではスタッフの明るい人柄が伝わるポップなデザインを採用しています。

新たに制作した「3分でわかるタイムマシン」や「スタッフ紹介」というコンテンツでは、事業内容や社風を短時間で直感的に理解できるよう工夫し、求職者が感じる心理的な距離感を縮める設計としました。

▶この制作事例を詳しく見る:株式会社タイムマシン様

サービス・商品紹介:伝え方ひとつで、印象は変わる

カタログのスペックを並べるだけでは、ユーザーの比較検討を助けるには不十分です。その製品が生活やビジネスをどう変えるか、使った後のイメージを伝えることで、はじめて「自分に関係がある」と感じてもらえます。どんな人に、どう使ってほしいか。そのイメージに合わせて、言葉だけでなくデザインや色づかいも含めて「誰に届けるか」を考えることが重要になります。

事例で見るターゲットへの寄り添い方:アーテック様

アーテック様のハルトコーティング事業部のサイト制作では、メインのコーティング剤が持つ「ツヤのある強い黒」を基調にデザインしました。一方で、同社では多種多様な商品を展開しているため、各商品のターゲットや用途に合わせてページごとにカラーを切り替える工夫を施しています。

衣類のシミ取りシート ToreVaの紹介ページではでは、子どもを持つ親御さんがターゲットであることから、温かみのあるベージュとワインカラーを採用。一方で、家具やお部屋全体に使用し感染リスクを下げる効果のあるハルトコーティングTypeFの紹介ページでは清潔感のある白とグリーンをメインにしました。ヘッダーの色味まで各商品のイメージに合わせることで、直感的に商品の特性が伝わる設計としています。

▶この制作事例を詳しく見る:アーテック様

実績紹介:技術力とプロセスを証明する

過去の実績は、企業の技術力を最も客観的に証明するコンテンツです。特に製造業や施工業、クリエイティブな業種では、成果物そのものが企業の実力を示します。完成した成果物を並べるだけでなく、「どのような課題があり、どのような考え方で解決したのか」という背景やプロセスを添えることで、技術力だけでなくこだわりや専門性まで伝わります。数字やスペックでは表しにくい「仕事への向き合い方」が、ユーザーの信頼につながります。

事例で見る実績の見せ方:株式会社エンブレム様

外構・エクステリア会社のエンブレム様のサイトでは、施工事例を中心に企業の技術力を伝える構成としました。外構工事は完成した空間そのものが品質の証明となるため、写真の見せ方や配置を工夫し、訪問者が施工イメージを直感的につかめるよう設計しています。また、SNSで更新される施工事例もサイト内から確認できる構造にすることで、実績の更新性とリアルな活動状況を同時に伝えています。

▶ この制作事例を詳しく見る:株式会社エンブレム様

採用情報:「入ってから」をリアルに伝える

採用コンテンツにおいて、勤務条件の提示は前提条件に過ぎません。求職者が本当に求めているのは、「自分がその場所でどう成長できるか」という具体的なイメージです。キャリアパスや先輩社員のリアルな声を通じて、その会社ならではの働き方や文化が伝わることで、求職者との本質的なマッチングが生まれます。

事例で見るリアルの伝え方:関西医科大学 産科学・婦人科学講座様

以前は患者向けの情報と医学生向けの情報が混在していたため、ターゲットである医学生・研修医が必要な情報にたどり着きにくい状態でした。
リニューアルでは、若手医師が働く姿を想像できるよう「キャリア紹介」や「インタビュー」を充実させるとともに、研修先の関連病院へのアクセスの良さをマップで図式化しました。テキストベースの構築を徹底することで表示速度とSEOも両立させ、入局者数の増加という目的に直結する設計を実現しています。

▶この制作事例を詳しく見る:関西医科大学 産科学・婦人科学講座様

お客様の声:自社では言えないことを、代わりに語ってもらう

自社による発信は、どれほど優れていても「提供側の主観」です。それに対し、お客様の声は事実に基づいた強力な客観的証拠になります。
単に賞賛の言葉を並べるのではなく、「導入前に抱いていた懸念がどう解消されたか」という具体的なエピソードを掲載することが、検討中のユーザーの背中を押します。美辞麗句よりも、事実に基づいたリアルな声の方が深く響くものです。

さいごに

コーポレートサイトの価値は、情報を羅列することではなく、企業の魅力をユーザーが受け取りやすい形に「翻訳」し、目的の達成につなげる設計にあります。

各コンテンツを自社の「資産」として機能させるには、公開後も柔軟に運用し、常に鮮度の高い情報を発信し続ける体制を整えることが大切です。それが持続的な成長へとつながります。

コーポレートサイトのコンテンツでお悩みであれば、ぜひ一度ご相談ください。

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