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ホームページ動画コンテンツ制作のポイント

現在、動画インターネットで欠かせないメディアとなっています。動画のインパクトは文章だけよりもインパクトがあり、静止画をたくさん並べるよりも印象深いです。

 

しかし、だからといってホームページが動画だらけというのも考えものです。動画は確かに訴求力は高いですが、それを視聴するのには時間がかかります。極端な話、全てのコンテンツを動画にしてしまったらそれを見ていくのが大変で、ユーザーは十分にそのホームページを理解する前に別のホームページを見にいってしまうでしょう。

 

この記事では、そうした注意点を踏まえつつ、ホームページで動画を効果的に使う方法について解説します。

動画でインパクトを与える目的はなにかをきちんと考えることが大切

動画を作る時に陥りやすい罠が、インパクトだけをねらってしまうことです。確かに動画の大きな強みはインパクトにあります。実際に映像制作を外注すればそれなりにインパクトの高い動画を作ってくれます。

 

しかし、ここで考えてみましょう。

ホームページで見せる動画は、単に動画を楽しんでもらうと言うだけでなないはず。楽しんでもらうだけであればわざわざ自社のホームページに人を呼ぶことはないはずです。

 

ユーザーも楽しみたいということだけであれば、YouTubeを直接検索して、娯楽やスポーツ、ニュースなどのインパクトある動画を流せばいいだけです。

 

つまり、動画をホームページに掲載する目的はなにかを考え、その目的を達成するために動画を手段として活用するのだという順番で考えることが絶対に必要になるのです。

 

動画を使ったほうが目的が達成できる例

■代表メッセージや社員の紹介

コーポレートサイトにおいて、単純に文字で会社の理念を語るよりも代表自身が、会社の目指す方向について熱く語ってくれたほうが、会社の真摯な姿勢が伝わります。

 

このとき、当たり前のことですが社長が何か奇抜な芸をやったりする必要はまったくありません。「あの会社の社長は面白い」という点でインパクトはあっても、真面目に取引先候補として適切な会社かどうかを判断したい担当者にとっては、そんな動画は無駄であるばかりか、マイナス評価になってしまいます。

 

また、社員の動画も飲み会の動画を流しても意味がありません。インパクトでいえば、カラオケでもやって盛り上がっている方が良いのかもしれませんが、これもコーポレートサイトに掲載する意味がゼロです。

 

これも、生き生きと社員が働ける環境を用意しているとアピールして、採用戦略をうまく乗り切るための手段として使わなければなりません。

■商品情報

商品情報も、タレントを使う必要など全くありません。タレントを使えば確かにテレビコマーシャルのようなインパクトは与えられるかもしれませんが、予算がものすごくかかりますし、予算をかけた分だけの効果があるとはとても思えません。

 

登場する人物は社員でかまわないので、実際に自社の製品を使ってみてその優れた点を動画で見せてあげることが必要です。つまり、作成にあたって何がこの商品のアピールポイントなのかを再確認し、それにそって動画のシナリオを練っていくという作業が大切になります。ここでも動画は一つの手段に過ぎません。

 

さいごに

以上、ホームページに動画を導入する場合の注意点について解説しました。動画導入の魅力はそのインパクトであることは間違いがありません。しかしそれ以上に大切なのは、動画の持つインパクトを何の目的で使用するかということです。

 

そのためには、目的をしっかり明確化し、そのために必要な企画を立て、具体的なシナリオを構成していくという目的から逆算した思考が必要になります。
わざわざ外注をして作成する動画は、YouTuberの面白動画ではありません。

 

決して、インパクトを最終目的としてはならないということを肝に銘じましょう。

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