自社のホームページがスマホでの表示に対応できていない場合、すぐにでもスマホでの表示に対応させなくてはいけません。
また、これからホームページを作成する場合、スマホでの表示に対応できるものを用意する必要があります。
今回は、なぜホームページをスマホでの表示に対応させるべきなのかについて紹介していきます。
スマホでの表示に対応させないことで起こりうる問題と、スマホでの表示に対応させる方法について紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
ホームページをスマホに対応させないことで起こる致命的な2つの問題
ホームページをスマホでの表示に対応させないまま運営していく場合、2つの大きな問題が発生してしまう可能性があります。
どういった問題が発生する可能性があるのかについてみていきましょう。
1. ユーザーが離脱してしまいやすくなる
ホームページをスマホでの表示に対応させないことで発生する問題の一つ目が、ユーザーの離脱です。
ホームページがスマホでの表示に対応していない場合、PC向けのホームページが縮小された状態でスマホに表示されることになります。
その場合、テキストが小さくて読めなくなってしまうため、ユーザーは画面の拡大と縮小を繰り返しながらホームページのコンテンツを確認することになってしまいます。
つまり、ユーザーに面倒な操作を強いてしまうことになるわけです。
そうなると非常に利便性が悪くなってしまうので、ユーザーが離脱してしまいやすくなります。
2. SEOで評価してもらえなくなる
ホームページへの流入は、SEOからの流入がメインになってきます。
検索ブラウザの検索結果に自社のホームページを最適化させる施策であるSEOですが、SEO的に評価されるホームページを用意することで、検索ブラウザ経由でアクセスが発生するようになります。
SEO的に評価されるにはさまざまな要件を満たす必要がありますが、その要件の中でも重要性が高いと言われているのがスマホへの対応です。
SEOの評価を決めているGoogleは、ホームページがスマホでの表示に対応しているかどうかを厳しくチェックし、対応できていないホームページの評価を下げる傾向にあります。
つまり、どれだけ優れたコンテンツを発信していたとしても、スマホでの表示に対応できていなければSEO的に評価されることはないということです。
そうなってしまうと、検索ブラウザ経由からのアクセスが見込めなくなってしまうため、ホームページへのアクセスが激減してしまうことになります。
そのため、しっかりとスマホでの表示に対応させる必要があるわけです。
ホームページをスマホに対応させる2つの方法
ホームページをスマホでの表示に対応させる重要性について理解してもらったところで、ホームページをスマホでの表示に対応させる方法についても紹介しておきたいと思います。
1. レスポンシブデザインを導入する
ホームページをスマホでの表示に対応させる方法として定番の方法と言えるのが、レスポンシブデザインの導入です。
レスポンシブデザインというのは、ユーザーが使用する端末の画面サイズに合わせてデザインが変化する方式のデザインです。
PCでアクセスした場合はPC用のデザインのホームページが表示されますし、スマホでアクセスした場合はスマホでの表示に最適化されたホームページが表示されるようになります。
レスポンシブデザインについては以下の記事により詳しくまとめていますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
>> レスポンシブデザインとは
2. スマホ専用のホームページを別に導入する
ホームページをスマホでの表示に対応させる方法としてはレスポンシブデザインの導入が一般的ですが、レスポンシブデザインを導入するのが難しい場合に採用されるのが、スマホ向けのホームページを別で用意するという方法です。
ただ、こちらの方法は工数もかかりますし、SEOの評価が分散されてしまわないようにするための対策も必要になってきます。
そのため、あまりおすすめできる方法とは言えません。
やむをえない事情がある場合にのみ選ぶようにしてください。
まとめ
ホームページをスマホでの表示に対応させるべき理由について紹介してきました。
今はPCよりもスマホからネットにアクセスする人の割合の方が多くなっているというデータもありますし、その流れは今後ますます加速していくことが予想されます。
すでにホームページを用意している場合、対応させるのに費用はかかってしまいますが、必要な経費だと考え早急に対応させるようにしましょう。